バンドエイド®のはなし
バンドエイド® の想い
「愛情」をカタチにし、
キズケアの未来を創り続けるバンドエイド®
1921 年ジョンソン・エンド・ジョンソンの社員だったアール・E・ディクソンが、 料理で手をケガする妻への「愛情」をカタチにしたのがバンドエイド® のはじまりです。 以来、約一世紀。さまざまな「愛情」を、その時代時代の「テクノロジー」でカタチにし、そして積み重ね、快適なキズケアをご提供しつづけてまいりました。
その間、キズケアのニーズも、時代の変化にともない大きく変化。 近年では、医療現場やアスリートから広まった、キズパワーパッド™に代表される「早くきれいに治る」ばんそうこうがキズケアの選択肢の一つとして定着してきました。
これからもあなたの毎日のキズに、より良いキズケアをお届けするために。 バンドエイド® は新しいキズケアをリードし、キズケアの未来を創り続けてまいります。
バンドエイド® がカタチになるまでを知る
誕生物語
1920年、ジョンソン・エンド・ジョンソンの有名な商品バンドエイド® がアメリカで誕生したのは、まったくの偶然だった。購買部でバイヤーをしていた28才のアール・E・ディクソンという社員は、新妻のジョセフィーヌがたいへんそそっかしく、料理をするたびにケガをすることに常々心を痛めていた。
ばんそうこうについてのアイデア
愛妻家のディクソンはそのたびにキズの手当てをしていたが、キズは絶えなかった。そこで彼は、妻がひとりでも手当てができるような、ばんそうこうを考えついた。それは、医療用テープの中央にガーゼを付け、片手でもすぐに手当てができるというものだった。
ボスも納得の発想
彼がこの発明を同僚に話すと、ぜひ上司に話すよう薦められた。「職場の仲間たちはこのコンセプトがとても気に入ったようだった」とディクソンは回想している。1921 年にはじめて商品化されたバンドエイド® は幅9センチ、長さ54センチの必要に応じて切って使うものだった。
初年度の売り上げは3,000 ドルだったが、営業担当ははさみを持って診療所や薬局を回り、ばんそうこうを切りながらその便利さを実演して歩いた。
バンドエイド® として商標をとる
その後、機械で今のような形態のバンドエイド® が百万枚単位で製造されるようになった。
バンドエイド® は創業以来、最も大きい売り上げをあげる商品になった。 ディクソンはそのアイデアで副社長になり、ジョセフィーヌの不器用さは後々まで語り継がれることになった。