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バンドエイド®で処置できるキズや足のトラブル
キズの種類
キズの種類
すりキズ
切りキズ
軽度のやけど
あかぎれ
さかむけ
かきキズ(ひっかきキズ)
足のトラブル
タコ・ウオノメ
マメ
靴ずれ
外反母趾
病院へ行った方がよいキズ
裂けキズ
刺しキズ
かみキズ
重度のやけど
バンドエイド®で処置できるキズや足のトラブル
原因と症状
転んでひざをすりむいた場合などザラザラしたものが皮膚をかすることでできるキズです。軽い場合は、表皮や真皮の途中までがこすり取られ、皮下組織は無傷。 点状の出血が特徴です。
ケア方法
基本的には家庭でケアできます。キズに入った砂などの異物を水できれいに洗い流してから処置をしましょう。
キズが広い、または深い場合はケアが難しいので病院へ行きましょう。
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切りキズ紙やナイフなどで切ったキズ
原因と症状
紙やナイフ、ガラスの破片など鋭く切れるものが皮膚にくい込むことでできるキズです。キズのふちが平らで、大きく裂けています。
ケア方法
浅いキズの場合は家庭でケアできます。
キズが深い場合は、神経や筋肉なども損傷を受けている可能性もあるので病院へ行きましょう。
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軽度のやけど表皮から真皮までの浅い層までのやけど
原因と症状
やけどは、キズの深さによって I 度~ III 度に分類され、II 度浅達までを軽度のやけどと分類します。I 度は、表皮のみのやけどで、赤みとヒリヒリした痛みを起こします。II 度浅達では真皮の浅い層まで及び、水疱(水ぶくれ)・びらんと強い痛みがあります。
ケア方法
軽度のやけどに限りモイストヒーリングでケアすることができます。よく冷やしたあと、ハイドロコロイド素材などの専用の創傷被覆剤で皮膚を保護をすることで、ヒリヒリする症状をやわらげ、湿潤環境を維持することでやけどの回復を促します。
やけどでダメージを受けた皮膚は、菌による感染をおこしやすいので、入念な経過観察が必要です。やけどの深さは判断がつきにくいので、迷ったら必ず病院で医師の診断を受けてください。
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あかぎれ治りにくく繰り返し起きやすいのが特徴
原因と症状
湿度が低下すると、皮膚の水分は次第に蒸発し、カサカサし始めます。
もともと、手のひらや足の裏は顔の5 倍以上の厚さの角層があり、皮脂も出にくいため、特に乾燥しやすい状態にあります。乾燥の初期症状として、かゆみを伴う「ひびわれ」が起こり、さらに乾燥が進むと、ひびわれが深くなって角層の下の真皮が破れた状態となります。
これが痛みを伴う「あかぎれ」です。
- 肌の水分・油分・栄養不足があかぎれの原因
空気の乾燥や、生活の中で水に触れた後のケア方法によって引き起こされる肌の水分・油分・栄養不足が大きな原因となります。
水仕事のほか、特に冬場は風邪予防のために手洗い・うがいを頻繁に行う際、洗った手をよく拭かないと、手に残った水分の蒸発とともに、肌を保護している油分、さらに肌自身が持っている水分までもが一緒に蒸発してしまいます。
ケア方法
密閉して適切な湿度を保ち、水分が失われるのを防ぐことが大切です。
完全防水素材のモイストヒーリングができる治癒タイプのばんそうこうを使えば水や空気などの刺激をブロックし、痛みをやわらげながら早くきれいに治すことができます。また保湿性の高いハンドクリームや軟膏をつけ救急ばんそうこうでキズ口を保護する方法もあります。あかぎれはつらい痛みを伴い、なかなか治り にくく繰り返し起こしやすいので、日頃からの保湿対策でしっかり予防もしておきましょう。
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さかむけ繰り返す刺激がさかむけの原因
原因と症状
さかむけは、爪まわりの皮膚が乾燥して、角質がめくれ上がってしまっている状態です。寒くなって乾燥する季節に起こりやすいといわれています。無理にはがそうとすると、その先の健康な皮膚まで傷つけてしまい、気をつけていても何かにひっかけてむけてしまうこともあるので要注意です。
- 指先への繰り返す刺激がさかむけの原因
洗剤を使った水仕事による指先の炎症、こどもの場合はドロ遊びなどの刺激が、さかむけのきっかけとなることがあります。こうした外部からの刺激以外に、栄養の偏りによって皮膚の潤いや脂分が不足することも、さかむけの原因と考えられています。
ケア方法
自分で引っぱったり、何かにひっかけたりして皮をめくってしまうと、キズが深くなり、化膿させてしまうことがあります。ひっかけやすい飛び出した部分を爪や眉用のはさみでカットし、完全防水素材のモイストヒーリングができる治癒タイプのばんそうこうを使いましょう。水や空気などの刺激をブロックし、痛みをやわらげながら早くきれいに治すことができます。また保湿性の高いハンドクリームや軟膏をつけ救急ばんそうこう でキズ口を保護する方法もあります。 手先が乾燥しないよう、日頃から保湿効果のある軟膏やハンドクリームを塗っておくなどのケアも大切です。
爪のトラブルは専門医に相談を
爪のトラブルは爪だけに問題がある場合と、全身疾患の症状として爪に変化が見られる場合があり、原因によって治療法も異なります。自己判断をせずに専門医に相談することをおすすめします。
ここでは身近な事故として「爪はがれ」についてとりあげます。
爪はがれ:刃物で爪を切った場合、何かにひっかけたり、ドアに指をはさんだりして爪がはがれた場合などでは、新しい爪が自然に生えて来ます。
浮いた爪が取れてしまったらそのままにしてかまいませんが、取れにくい場合に無理してはがすことはありません。かえってキズを大きくする恐れがあります。
いずれの場合も、刺激しないようにガーゼと救急ばんそうこうで保護してから病院に行きましょう。
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かきキズ(ひっかきキズ ) とがったもので引っかいたキズ
原因と症状
かきキズ(ひっかきキズ)は、爪の先など、とがったもので引っかいてできたキズのことを指します。
ケア方法
浅いキズの場合は家庭でケアできます。
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タコ・ウオノメ毎日のフットケアが肝心
原因と症状
タコやウオノメは、皮膚が常に靴との摩擦による刺激を受けている場合や、強い圧迫を受けたときにできます。いずれも、皮膚自体の角質が厚くなったもので、もともとは外からの刺激への防御反応です。中心に芯があるのがウオノメで、ないのがタコ。ウオノメの芯の先端は皮膚の中に向かって伸びて神経を刺激するようになり、激しい痛みを起こします。このため多くのケースで、ウオノメ自体が痛み出します。これに対してタコは、外からの刺激で痛むことはあってもタコ自体が痛むことはほとんどありません。
ケア方法
タコやウオノメには専用の保護パッドがオススメ。硬い皮膚に貼って、タコやウオノメが直接靴に触れないようにします。場所や大きさに合ったものを選んでください。タコやウオノメの予防・保護には毎日のフットケアが肝心。とくにお風呂あがりは、絶好のお手入れタイムです。硬 くなった皮膚にボディクリーム、ボディオイルなどを念入りにすりこんでください。また、足指の間にできる軟らかいウオノメは、足を清潔に保つことでできにくくなります。
自分で「削る」「ほじくる」は×
タコをカッターで削ったり、ウオノメの芯をほじくるのは危険です。正常な皮膚を傷つけ化膿することもあります。自己判断では絶対にやらないこと。また、次のような場合は専門医に相談しましょう。
(1) 非常に硬くなったタコ
(2) 骨の突出が原因でできたひどいタコ
(3) ウオノメの完治(外科的に「芯」を切除)
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マメつつく、むくなどはムリせずに
原因と症状
マメは、皮膚が繰り返し摩擦を受けるうち、表皮(皮膚の外層部)が真皮(皮膚の中層部)からはがれて、その間が腫れてしまった状態です。
皮膚層の間に水が溜まり、ぶよぶよするのが特徴です。
ケア方法
マメは、何もいじらずに、そのままにしておけば自然に治ります。ぶよぶよが気になるなど不快な場合は、専用の保護パッドも効果的です。痛みをやわらげ、保護するとともに予防にも役立ちます。もしも、つぶれて水が出てきてしまった場合は、キズ口を流水で洗いましょう。がまん できないほどの痛みの場合は、専門医に相談するのをおすすめします。
「つつく」「むく」などのムリはせず
足のマメは、靴を履くときなど圧迫されて痛むことがあるため、水を抜こうとする人がいますが、おすすめできません。皮膚を針でついたりすると、そこから細菌が入って化膿する恐れがあります。また、皮は自然にはがれるまでは、ムリヤリむいたりせず、そのままにしておきましょう。
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靴ずれ治りかけの再発予防も肝心
原因と症状
新しい靴を履いたときや、慣れない靴を長時間履いたときなどに靴ずれになってしまうことがあります。靴ずれの症状は、靴と皮膚の摩擦による皮むけや、水ぶくれです。
ケア方法
- 予防
靴ずれは、いったん起きてしまうと痛みが続いてつらくなるため、未然に防ぐことが大切です。
靴による摩擦を感じたら、皮がむけたりマメが出来ないように、専用の保護パッドを適宜使って予防しましょう。
- 治療
もし、皮がむけてしまった場合はモイストヒーリングができる治癒タイプのばんそうこうを、マメの場合は保護パッド等で靴と足の間にクッションを作ってみるといいでしょう。
また、靴ずれが水ぶくれになり、破れてしまった場合には、よく洗浄して救急ばんそうこうで保護しましょう。
- 治りかけの再発予防も肝心
靴ずれが治りかけているときに、また靴ずれを起こすと、生まれ変わりかけていた肌が傷つけられてしまい、黒ずみも悪化していきます。一度靴ずれができたら、完全にキズが治るまではなるべく新しい靴は履かないようにすることや、靴を履くときは必ず靴ずれ用の保護パッドを使う などの心がけも大切です。
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外反母趾最大の要因は靴
原因と症状
外反母趾は、足の親指が小指の方へ曲がり、親指のつけ根の関節部分が外側に突出していく病気です。反対に小指が親指の方へ曲がり、小指のつけ根の関節部分が外側に突出してくる内反小趾もあります。いずれも、圧倒的に女性に多い足のトラブルです。外反母趾・内反小趾ともに最大の要因は靴で、女性に多い理由は、ハイヒールや小さめの靴を履く人が多いことや、男性よりも関節が軟らかいため足が変形しやすいこともあげられます。
ケア方法
予防のためには、ハイヒールやサイズが小さ過ぎる靴を履かないことです。しかし、そうもいかない人も多いことでしょう。そういう人は、靴の選び方や、足の手入れ、装具等で治療できる場合もあります。いったん固まってしまうと手術が必要な場合も出てきます。
痛みを伴わなくても長期的に病状が進行する場合
遺伝や、骨格や関節の構造などのため、もともと外反母趾になりやすい因子を持っている人もいます。このような場合は、いったん外反母趾になると、ハイヒールを履くのをやめても足の変形が
進行して、痛みを伴わなくても長期的に病状が進行することがあります。
いずれにしても、外反母趾である
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病院へ行った方がよいキズ
原因と症状
机や壁の角にぶつけるなど、横に引き裂く力が皮膚に加わることでできるキズです。キズ口は不ぞろいに引き裂かれ、出血量が多いのが特徴です。
ケア方法
キズ口がきれいにふさがらないので病院へ。キズ口を直線的に切る処置をします。
刺しキズクギやとげが刺さったら
原因と症状
クギやハサミ、とげや木片など、とがったものが皮膚に突き刺さることでできるキズです。傷口は狭く見えますが、刺さった深さによっては内部器官も損傷を負うことがあります。
ケア方法
深くまで異物がくい込んだ場合は、異物を取り除かずそのまま病院へ行きましょう。異物を抜いたつもりでも、まだ体内に残っている場合があります。
かみキズ感染の危険があるので要注意
原因と症状
動物や人間のとがった歯でかむことでできるキズです。キズ口が狭く見えますが、深いところの組織が破壊されていることがあります。
ケア方法
感染の危険が高いので、キズの大きさにかかわらず必ず病院へ行きましょう。
重度のやけど真皮の深い層から真皮を含む皮膚の全層までのやけど
原因と症状
やけどは、キズの深さによって I 度~ III 度に分類され、II 度深層以上を重度のやけどと分類します。II 度深層は、真皮の深い層(皮下組織のすぐ上)までのやけどで、水疱(水ぶくれ)を起こします。III 度では真皮を含む皮膚の全層まで及び、表皮が硬くなって灰白色になります。
ケア方法
医師の診断が必要です。症状によっては移植手術が必要な場合がありますので、充分に流水で冷やしたあと、清潔な布などをかぶせて病院へ行きましょう。衣服の部分がやけどを起こしている場合は、服を脱がしたり、切ったりせずそのまま冷やしてください。低温やけどの場合は範囲 が小さくても深い可能性があるので、病院へ行きましょう。